中国、対米輸入増で合意=貿易協議で共同声明
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何が決まり、何が決まらなかったのか。発表のタイミングも不思議ですし、まさに「玉虫色」といった風情があります。
「過去の日本と同じ」という指摘は多いですし、そういう印象は受けます。ただ、当時の日米と比べると、米企業は中国への進出が進んでおり、それなりに儲け先として頼っているうえ、サプライチェーンへの組み込み方の度合いにも違いがありそうですから、制裁した場合の困り方には差があるでしょう。一方で、政治形態での決定的な違いや、安保面でも脅威となり得る点も、当時の日本にはなかったことですね。
ルールによる自由化から、パワーを背景とした自由化に局面が移る中、少なくとも現時点では、巨大で成長する国内市場を持つ中国は、それを力として使うことができるということでしょう。中国はやはり妥協の道を選ぶ。
今年、1〜4月の輸出は増加したが、これは継続するかと心配している。
アメリカ市場への輸出増はあまり期待していないが、大幅な減少では中米にとっていいとは思わない。
妥協は仕方ないことだ。数量化はならなかったようですが、一定の成果は生まれそうだと感じます。中国は貿易黒字を維持し、対中投資を促すことで人民元を管理できると考えていそうですね。関税、非関税障壁についてどういう結論になったのか続報を見たいと思います。