自衛隊制服は中国製で構わない
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私は、現役の時に、記事にもある安藤洋服店で制服を作ってもらいました。夏の制服の白が、官品(かんぴん)とは全く違い、とても美しいのです。肩章もそこで買っていました。外国海軍の軍人から「何と美しい制服だ」と褒められると、日本の技術を誇らしく思ったものです。
また、中国に防衛駐在官として赴任する前には、六本木(以前、防衛庁は六本木にありました)の洋服店で礼服を含め、制服を一通り仕立てて頂きました。人間の身体は左右対称ではありませんから、細かく採寸して何度かの仮縫いで調整した制服は、着心地が抜群であるだけでなく、飾緒などを付けても型崩れせず、やはり、各国武官から「美しい」と言われました。
メス・ドレスなどの着こなしも、そこで教えて頂きました。制服は、美しく着こなさなければなりません。それは、軍人の制服が、公式の場や格式の高いパーティーでも着用さるからです。
軍服は、ドレス・コードでも、民族衣装とともに高い格式を与えられています。各国の記念日レセプション、観閲式や慰霊祭などの式典に出席する際は、各国の軍人は各国の代表として来るのですから、自国や自国軍の威信がかかっているとも言えます。
軍人の交流や軍のセレモニーは、独特の文化に基づいていて、クラシックかもしれません。しかし、軍服は国を象徴するものでもあります。
自衛官にも、自腹で制服を作らせなくとも、誇りをもって着用できる制服を官品として支給してもらいたいものです。