米テスラ:逆境に直面 EV大量生産苦戦、株価急落
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注目のコメント
また何かあったのか!?と思ったけれど、そうではなく、ここしばらくの件のまとめ記事でした。
生産の問題については、私の知るかぎりを下記の記事にまとめています。情報ソースであるArsTechnica記事へのリンクもはいっています。
https://www.businessinsider.jp/post-167432
イーロン自身も、「自動化を急ぎすぎたことが原因」と発言して認めています。そして、生産部門の責任者は壊れてしまって、この記事にある「休職」にはいった人です。仕方なく、イーロンが自分でやる!と言い出したのが、この「組織フラット化」の実情で、別の言い方をすれば、ますます頼りになる幹部がいなくて歯抜けになっている、という意味かと私は思っています。
編集の方針でこの用語は削られてしまいましたが、最初の原稿では、「地元ではテスラはブラック企業として知られている」と書きました。同じ流れで、「スティーブ・ジョブスにおけるティム・クック」のような人が、イーロン・マスクにはいない、ということにもつながります。2年前に比べてまだ株価は高い。
これを急落というのであろうか?
色々想像はできるが。。
私は、生産に詳しい人間なので、
実際の生産状態を見ずにコメントは
避けたい。
但し全ては結果なので、数が作れない
のは、明らかに欠陥があるのだと思う。
私の印象は、生産が滞っているのに
株価は高いまま。
個人的には、ものづくりの難しさと
それを何事もなくこなしている、
一般には、大した事無いと思われている
古い会社達の凄さを、
ベンチャー企業の方々にも
再認識してもらいたい。ここまでくるとイーロンの言葉は大本営発表に見えますね。
組織階層をフラットにして、イーロンが仕切る方向だとすれば、本来やるべきことの真逆の方向に向かってるように思います。問題点が理解できていないかと。
・組織のフラット化について
現在のボトルネックは組織としてアクティブに動けていないことが原因かと思います。
イーロンの一言で状況が変わってしまう為、社員は全員受身の姿勢。組織がフラットになればなるほど、この傾向は強まると思います。
これを解決する為にはいちいちイーロンが口出しせず、各ディビジョンは執行役員制とし、彼らに任せる。
イーロンは初期段階のマスタープランに参画するが、詳細スケジュールには口出ししない。(リリース日は決めるが、そこまでの工程にはイーロンはタッチしない)
その程度の関与にするべきでしょう。
・生産問題について
生産に関して管理している人間が本当にいるのか?
いるのであれば、問題点を全て挙げさせる。製造に関わる全員に聞く必要はない。(問題点がわかっていないなら、その管理者はクビでいい)
その問題点について、改善アイテムを開発フェーズまで遡って実施するアイテムを出す。
これらをインプットにモデル3 Ver2.0の開発プロジェクトを開始する。
今回は当然ながら、モデル3開発で端折った「製造検証」フェーズは実施する。
時間はかかりますが、これしかないと思います。
付け焼き刃で改善しても、なかなうまくいかないかと。
テスラは現時点で全ての問題点を洗い出せてないでしょう。
このままでは今後ゴテゴテの追いかけっこが続くと思います。