森岡、久保、堂安の代表メンバー漏れに欧州メディアは嘆き…「W杯の夢が崩壊した」
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この選考に至った理由としては以下の3つ考えられるのではないだろうか。
①前回大会以降継続招集している選手を中心に構成することで選手間の連携が期待できる。攻撃面では大きな期待ができないが守備面では計算が立て易いため。
②スポンサーの意向に沿った選手選考をしないと今後の日本代表へのサポートが受けられなくなるリスクがあるため。
③ハリル更迭に関与した選手を選考しなければ今度は協会が攻撃対象となる可能性が高く、大きなリスクになるため。
協会としては先ず②のクリアが最優先される。
その為、香川の召集を決定しアディダスやJALに大きな経済的損失を与えない様にした。
次に③をクリアする為、本田を召集した。
中島、堂安、森岡らの好調な選手達は攻撃的なオプションとして召集したかった筈だが、香川と本田を選んだことで攻撃的なポジションについては2列目の選手とアウトサイドの選手の2枠が埋まり、さらにチームが一体となる為には我の強い本田との相性も考慮せざるを得ないこと、加えて守備的に入らざるを得ない中で好調組は守備の計算が立たないことから見送ったと思われる。
そんな中で浅野が選ばれたのは、スピードと本田との関係が読めることが理由と考えられる。代表常連組にプレーの特徴を理解されている点もプラスに働いたと思われる。
青山が招集されたのはチームでの好調と前回大会で常連組との実績があること、フィジカルコンタクトに比較的強く守備面にも期待できること、浅野とは元チームメイトで浅野に決定的なパスを送れることが挙げられると思う。
ここまでで分かる通り、今大会の日本代表は、連係の取れたベテラン中心の守備から入る試合運びから、西野監督が調べ上げて分析した相手の守備の弱点を突いて何とか1点取るチャンスを狙うという「マイアミの奇跡」の再現を目指したチームと言えるだろう。
正直見ていて楽しい試合にはならないだろうが、スポンサーの意に沿う為に監督を更迭した以上、結果を求められることは避けられないので、止むを得ない流れと協会は考えているのだと思う。
個人的にはもっと躍動する魅力的な日本代表を見てみたかったのでとても残念。
次の大会に向けて早く香川と本田がいない日本代表を見たい。