米クローガーがアマゾンとウォルマートに対抗-英オカドの株式取得で
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下記が発表原文。Ocadoの技術をKrogerが米国で独占的に使用できるという契約。Krogerは月次でコンサルフィーを受けとるような形(まだ全体の契約はこれから交渉)。イギリスについては、Sainsburyが先日Walmartの英国部門のAsdaを買収する発表をしたばかりだが、本契約はイギリスでの事業については影響を与えるものではない。
Ocadoは、2000年にで創業した企業で、売上約2000億円、年率20%弱くらいで成長をしている。今は投資フェーズで利益はギリギリでているが、FCFマイナス。今回の発表前の時価総額は約5500億円ほど。
5%の取得にも関わらず、株価は一時60%超、終値でも43%伸びた。5%取得を1.8億ポンドで、バリュエーションとしては約36億ポンドで発表前の時価総額とほぼ同程度。それでもこれだけ上がったのは、米国が巨大市場ゆえに、この契約でのフィーが相当な利益成長要因になると市場が見ていることの示唆。
http://otp.investis.com/clients/uk/ocado/rns1/regulatory-story.aspx?cid=371&newsid=1017271クローガーは、米国食品販売で、ウォルマートに次ぐ2位。
OCADOは、イギリス1位の食品宅配会社で、ロジスティクスの塊。
OCADOの米国進出が、やっと実現しそうですね!