25年大学入試に「情報科目」追加…首相方針
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プログラミングの重要性に異論はないのですが、いつも思うのは増やすばかりで削ることが考えられていないなということ。小学生も高校生も暇ではありません。英語もプログラミングもやった方がいい。ただ、その割合を増やせば代わりに時間割上、何かを減らす必要があります。プログラミングを基礎科目とするならば、英語の学習量を減らすのか、国語の学習量を減らすのか。
これが会社であれば、担当業務が増えるならば、その他の業務を削る、或いはプライオリティを下げることを考えるはずです。
これを「業務効率化と気合いで乗り切れ」というブラックな環境も、まぁありますけどね。プログラミングは中学では既に技術家庭科にて扱われていましたが、2020年から小学校で必修化されます。大学新テストの科目になることで、プログラミング授業の形骸化が無くなるのでは。以前全国の学校を訪問させて頂いた際、一部の中高では情報の授業が補習や受験勉強の時間に充てられているという話を聞きました。大学の入試科目になっていないからとの理由だそうです。
新テストにプログラミングが追加されるとすれば、何よりプログラミング教育が必要な理由を先生方が理解する良い契機になりそうです。
現状、忙し過ぎてプログラミングまで手が回らないと仰る方々や、そもそもテクノロジーを敬遠してしまうという方々もいらっしゃいます。
大学新テストにプログラミング検討ということで、2016年から独自に入試科目に取り入れていた慶大などの経験が役に立つのではないでしょうか。
慶大環境情報学部長の村井教授を取材させて頂いた記事を2014年に書きましたので、ご参考まで。
慶応が「IT入試」を導入する深い事情
村井純教授、「IT教育のここが足りない」
https://toyokeizai.net/articles/amp/52210?display=b&_event=read-body
(別記事へのコメントを再掲)