三井住友F:石炭火力発電への融資、「さらなる厳格化を検討」
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注目のコメント
欧州・米国(特に西海岸系)に遅れること、、、ですけれども、邦銀の中では革新的な動きです。
なお、SMBCはメガバンク3行の中では石炭融資の金額が3番目の銀行でした。グローバルトップはみずほ、2位は三菱ですこの記事を知れたことに感謝。ファーストPickはWarsonさんですかね? ありがとうございます。
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今回の三井住友フィナンシャルグループ(以下SMFG)の石炭火力融資の厳格化は、ESG投資ならぬESG融資といえるかもしれません。
政府との連携含め、経済全体に広く影響を与えられるメガバンクのESG活動は、企業単独の活動とはまた違った形で必須のアプローチと考えていました。
「メガバンクは火力発電への融資が大きすぎる」と一緒くたに語られることが多いですが、SMFGは他2行と比べて融資額は3分の1程度(※参照)。今回のようなアクションを実現できる金融機関はSMFGだと前々から思っていました。
再エネシフトの潮流に乗り、世界に認められる金融機関になってほしいです。
(※)世界の石炭火力発電所TOP120社に対する融資総額(2014年1月〜2017年9月)
1位 みずほFG…115.25億ドル
2位 MUFG…101.89億ドル
3位 SMFG…35.37億ドル邦銀の石炭火力取組方針は、もはやNPOやESG格付機関にとどまらず、既に世界の多様なステークホルダーから注視されるトピックになっていました。
「遅ればせながら」感はありつつも、公に方針を明確化しない、対応しないことがもはやリスクになっていましたので、邦銀の中で率先して取り組むのはレピュテーション上のダウンサイド軽減にもなります。
詳細は以下にコメントしております。
https://newspicks.com/news/2987216/