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「インフレ目標は、目標数字と達成時期がセットになって、中央銀行のコミットメントを明示するとされている」

いったい何を根拠にそんなことを言っているのか?

「インフレ率は国内の需給関係でかなり説明できる。つまり、消費増税によって国内景気を冷やしたことが、物価が上がらなかった」

もはや違うと思う。リフレ派は自らの説明責任を果たしていない。

「黒田日銀の前には、実際のインフレ率が大きく外れていたが、黒田日銀になってからは、それまで日銀が抵抗していた「インフレ目標」を導入したから」

2008年はリフレ派の言うインフレ目標を導入していないし、失業率もここまで低下しなかったが図表1によると2%物価上昇に到達している。リーマンショック直後と現在を単純に比較すべきではない。

「物価目標達成時期の削除を決めた後…「実質金利と自然利子率という2つの言葉が、これから日銀の政策運営で大事になっていく」と発言した。為政者がこうした衒学的な用語を使う場合は、一般の人を煙に巻きたい時なので、要注意」

そうではなくリフレ派の量に拘る誤った考えの修正だろう。

「自然利子率というのは、スウェーデン経済学者であるヴィクセルが19世紀に言いだした。どういう意味で「自然」なのかというと、完全雇用に対応するような実質金利という意味」

自然というのは物価が安定する(インフレが加速しない)、という意味でありNAIRUのNである。

「金融政策の教科書では、中央銀行は実質金利を自然利子率にするようにしろと書いてある」

私はそのような教科書は知らない。不況に陥った場合、一時的に金利を自然利子率より低く誘導するのが金融政策だと考えている。

「経済学者はわかったように説明するが、自然利子率はいくらなのかと聞くと、ほとんど場合はぐらかす。それではと、別の切り口で完全雇用とはどのくらいの失業率の時なのかと聞いても、口を濁らせる」

そんな人は知らない。

「金融政策の現実的なオペレーションは、自然利子率を目指すのではなく、完全雇用まで金融を緩和し、完全雇用に達して物価が上がりだしたら金融を引き締める…金融緩和は実質金利が自然利子率を下回っている場合に行われ、金融引き締めはその逆だ」

完全雇用となる利子率が自然利子率と説明しておいて、自然利子率を目指さずに完全雇用に達するとはどういうことか不明。