スルガ銀、シェアハウス融資2000億円 個人向けの2割
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女性向けシェアハウスの運営会社が破綻した問題で、スルガ銀行は複数の行員が審査書類の改ざんを知りながら融資していたとする社内調査の結果をまとめた。
金融庁は行政処分を検討。
注目のコメント
サクトインベストメント、ゴールデンゲインをはじめとする、すでに破綻したスマートデイズ以外のシェアハウス業者の動向は引き続き要注目です。
なお、スマートデイズも近く裁判所から破産手続き開始決定が下りるようです。想定されていたレベルだと思う。かぼちゃの馬車について、これまでの報道で1000億円超・600人といった数時間だったと思うので、本記事にある1200億円・700人程度というのはそれに沿った線。
そしてそれ以外のシェアハウス融資もあることも既報だったので、2000億円というのもそこまで驚くほどではない。
なお、スルガの貸出金は、下記のIR資料を見ると2017年12月時点で3.2兆円。個人ローン合計が3.0兆円で住宅ローンが2.1兆円、パーソナルローンが0.9兆円。うち有担保が0.6兆円、無担保カードローンが0.2兆円、無担保貸付が0.1兆円。パーソナルローンの2割ということ。
利回りは住宅ローンが約3.5%、パーソナルローンが約5.8%。
https://www.surugabank.co.jp/apa/2017dec/SurugaBank1802_J.pdfシェアハウス向けで2000億円は多いですね。
前にもコメントしましたが、2017年12月末の有担保パーソナルローン残高は6415億円で、これは2014年12月末残の4550億円に対して+1865億円増えています。ここに該当すると思いますのでこの増分の非常に大きな部分がシェアハウス向けだったと言えそうです。ビジネスモデルの根幹が問われる公算が出てきました。
https://newspicks.com/news/3018373?ref=user_130194