数学を駆使して材料科学のフロンティアに挑む──「数学は文脈を読み解く学問なのです」
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注目のコメント
いいオコトバですねぇ、コレ↓
「数学は、科学の専門分野を超える共通の言葉。」
似た感じで、研究者のあいだでは、maths can talk to each other (even when people cannot)て言うことありますねぇ (注: math には普通s つかないのについてるのがミソです)
離散幾何解析学(スゴイ漢字の数ですねぇ)はワタシの研究にもちょっと関係ございます 最近は製品レベルの構造性能要件から材料特性分布、更に原子配列分布までを一気に決めちゃおう、っていうムチャなアイデアもあるぐらいで(どうやって作るかは気にせず、理論限界としての思考実験のようですねぇ、今のところ)
追記
このコメント書いてから、東北大の先生方から連続で査読依頼がドドドって来たのは偶然?? (全部断ってスミマセン。。)
追記オワリ大学まで文系でしたが、社会人派遣の大学院で理転しました。院の数学教官の教え方が上手で、数学の面白さが実感できたことが理由です。今でも数学と統計学は続けています。
本稿の、「数学は文脈を読み解く学問」というのは、まさにそのとおりだと思いました。ある種、抽象思考の極みである純粋数学が、実用的な側面があるという事自体驚くべきことですが、確かにアインシュタインがリーマン幾何学を活用して以来と言ってもよいくらい、近年実用例が増えている気がします。
特に材料科学は、数学と物理の接点になりやすいです。
私が20代の殆どを費やした磁性物理の世界でも、「幾何学的スピンフラストレーション」は結晶格子の数学、すなわち"有限グラフの自由アーベル被覆グラフ"の離散幾何解析学が重要な役割を担っています。
「数学」の文字の中に「女子」が隠れているように、案外と数学好きだったり得意だったりする女性は多いです。
私もたまに参加している「数学カフェ」の主催者も女性だし、参加者にも多くの女性がいます。