NECが末期状態…1万6千人削減→また3千人削減、事業売却の連続で稼ぐ事業消滅
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歴史ある会社の終わりを見るようで辛いが、日本の製造業の苦境の典型例ではないか。もともと、この記事にもある通信事業が祖業だが、これは電電ファミリーと言われるように、電電公社(今のNTT)の仕様を元に製造していた事業だ。他の日本の製造業も実は同じような感じ。自動車メーカーと頂点とした自動車産業もそうだし、その自動車産業も含め、オリジナルは海外にあったものが多い。だが、今は自らが儲かる事業を考えないといけない。誰かが決めてくれたことをひたすらうまく行うのではない。他社の真似を極めて優秀に行うのでもない。自らが考えることが出来ない企業の末路。NECの今の状況はまさにそれであるように思う。
タイトルはきついがたしかにそんな状況。
以下、家電大手と言われていたところについて、ここ1・2年の決算情報から営業利益ベースで各社何会社か、の自分なりのイメージ。
ソニー ゲームと金融で3000億
パナ 家電と車載、電気関連で3000億
日立 SIやコンサルと半導体など高機能材で2000億
東芝 メモリで5000億、営業総利益も5000億
富士通 SIで2000億。営業総利益も2000億
三菱電気 メカトロニクスと家電で2000億
シャープ IoTソリューションとパネルで1000億
NEC 公共500億。営業総利益500億
業態転換ができたっぽいのがソニー、パナソニック、日立か。富士通は既存の中で残ったのがSIぽい。東芝とシャープは主力事業の依存度と波が大きすぎて安定感に欠ける。やはりNECの苦境は際立つ。
この期に及んで構造改革費用の内訳がほぼ人員整理代というのは本当に厳しい。NECがリストラか。
確かに今、NECのタブレット使ったりしてるけど、iPadとかhuaweiと比較すると使用感がホント悪い。
アプリとかホント起動が遅すぎる。(ただバッテリーの持ちはいいけど)
まだ技術屋さんとかは全然他のところで生きる道ありそうだけど、総務始め間接部門の事務屋さんは特に歳いくと再就職大変そう。
明日は我が身だなぁとは感じるニュース。