安倍首相があの「元総理」を北朝鮮に派遣か
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第二次安倍政権以降、日本はこれといった対北朝鮮政策をしていない。経済制裁は、縦割り行政のため実効性がなく、入管(法務省)、税関(財務省)はその気になれば北朝鮮に関連する人物の出入りを止めこることもできたがスルーだった。第一次安倍政権のときには、現場がどんどんやるのを上が止めなかったが、第二次安倍政権以降は、現場がやろうとしても本庁が止めているような状況で過ぎていた。貨物検査法は北朝鮮のグローバルなネットワークに対応できていないためザルとなっており、外為法も刑罰が軽すぎて役に立っていない。外務省もマンパワーの面からも、戦略的な外交交渉する気がない。官邸が明確な指示を出していないからだ。
制裁に実効性があったなら、それが取引材料になるはずだが、アバウトな森元首相が日本的な義理人情を引っさげて行ったところでかえって足下を見られるだけだ。きょうの参院予算委員会で、総理は「東京五輪に専念していただきたい」と述べ、否定しました。
でも、北朝鮮への特使は、役人レベルではダメなのは確かで、元総理クラスが必要だという考えはうなずけます。