この連載について
孫正義がニッポンに散らばる異才たちを集めて、旧来の教育システムでは育てられなかった、天才たちを生み出そうというプロジェクトが始まった。NewsPicksはそこに集った合計20人以上の天才の卵たちにインタビューし、前代未聞の「天才工場」の舞台裏に迫った。
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国内大手通信会社のソフトバンクを中心に、Yahoo!・LINEなどを展開するZホールディングスなどを子会社に持つ。持分法適用会社には中国ECサイト最大手のアリババなどがある。
業種
プライベート・エクイティ
時価総額
13.2 兆円
業績
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私からすると、知力の世界の「X-MEN」とか「アベンジャーズ」たちみたいな集団に見えます。
NewsPicksでは、MITやハーバードを始めとした米国の教育機関で学んでいる異才たちにもインタビューを重ねています。それぞれのストーリーはもちろんこれから掲載していきますが、今回はその「仕掛人」に、舞台裏を語ってもらいました。
果たしてボストンに新設する「シェアハウス」の空間では、日々、どんなアイディアが生まれてくるのでしょうか。ここで生まれたビジネスやテクノロジーのアイディアが、もしかしたら10年後、伝説として語り継がれることになるかもしれません。
連載初回(①)やFT記事(②(でもコメントしたが、日本の教育は最大公約数的には世界でも有数のものだと思っている。ただ最大公約数ではない、ギフテッドへの教育パスがないことが課題。
最大公約数ではないからこそ別のパスが必要だし、それを自身で作っているところが本当にすごいと思う点。
①https://newspicks.com/news/3022535
②https://newspicks.com/news/3020992
『孫さんもよく言っていますが、日本ではみな平等にしっかりした教育が提供されます。これは素晴らしいことです。
しかし海外と比較すると、ギフテッド(天才児)への教育であったり、飛び級システムなどはありません。その人にカスタマイズされておらず、特定の分野にずば抜けた才能をもっている人を伸ばすための場所がありません。
もう、この一点に尽きます。』
一時期、Googleが日本のAIの先端技術を青田買いしていましたが、日本においては、ベンチャー投資のエコシステムだけでなく、こういう人材投資のエコシステム(資金やネットワークなど)もまだまだこれから。
WeWorkでなくてそこだけ"Wexxx"とか特区みたいな形で別ブランドにしちゃうのとかもありかもしれませんね。そういった意味でこの天才工場がどういうかけあわせを生んでいくのか、今後が楽しみでなりません。
”ミネルバ大学はその費用を安くして、世界中のトップ頭脳を集めています。その生徒たちが孫正義育英財団に応募してくるのは、奨学金ではなく、コミュニティが欲しいから”
なぜなら、あなたが「天才」だったとすれば、「工場で働く労働者として扱われる」というイメージをもってしまう。また「あの子、天才工場に住んでいるのよ」とまわりが言い始めたら、天才コミュニティは、社会から孤立しがちになってしまう。
私だったら、「発明ハウス」って呼びます。すると天才は現実に向かい合うから、彼らの才能を、真に開花させることができると思うのです。
そして何かを教えるのではなく天才同士を双発させる場を作るコミュニティ。教育とはなにかということまで考えてしまいました。
特に異なる分野の人が集うざっくばらんなミーティングでは予想していなかった素晴らしいアドバイスをもらえることがあります。
変化が激しいこれからの時代では、異分野の融合は大きな可能性があるのではないでしょうか。