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カシオ「デジカメ撤退」を決めたとどめの一撃

東洋経済オンライン
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  • メディア環境学研究者

    中国で沸騰する「自撮り&美顔」文化の礎を築いた、日本のカシオTRシリーズ。これからは、その遺伝子が中国産スマホの中に受け継がれ、姿形は無くなるのか。その功績は、アジアの女の子たちをつなぐ技術史、それから文化交流の歴史に刻まれたい。

    “カシオ「デジカメ撤退」”
    “TRシリーズの「美顔」機能を中国のスマホにライセンス提供”


注目のコメント

  • 名古屋商科大学ビジネススクール、大学院大学 至善館 教授(Professor)

    良記事。

    なぜ、「今」撤退なのかが分かった。
    カメラ事業で培った画像認識技術をBtoBで活かすことを考えていることもわかった。

    「とどめの一撃はスマートフォンの普及により、中国で自撮りカメラとして人気の「TR」シリーズ(写真)が売れなくなったことだ」

    「2018年3月期決算は、・・・売上高123億円(同34%減)、撤退費用が重なり営業赤字が49億円まで大きく膨らんだ。」

    「(TRシリーズは)4~5年前はスマホに対して差別化ができていたが、ここ1~2年で差が大きく縮まった」

    「2016年度はカメラ事業が売上高185億円で5億円の営業赤字を計上したが、熊本地震の影響も含んでいたため「撤退するほどではなかった」。

    「消費者向けのデジカメ市場からは撤退することになるが、カメラ事業で培った画像認識技術などを活かしBtoBでの展開は続ける。すでにTRシリーズの「美顔」機能を中国のスマホにライセンス提供しているほか、皮膚がんの診断システムといった医療分野への応用事例もある。」


  • 製造業 Marketing Manager

    自拍神器はヒットした当時、2012年にツイッターでも取り上げたのを今でも覚えてる。カシオは愚直にレンズ回転式デジカメを出し続けていたことでSNSでの自撮り写真ブームの流れに乗れたし、口コミもまた大きく効いた。

    ただその後も、中国スマホだけずーっとフロントカメラの解像度が上がり続けてきた。フロントカメラをデュアルカメラ化した事例もあるほどだ。他国では3〜5MPと低解像度だったのが、中国向けだけは高解像度を狙った機種が数多く出てきた。これはひとえにWeiboを中心としたSNSの普及と自撮りブームによるもの。

    今でも単純なイメージセンサーの性能やレンズの性能を総合すればコンパクトデジカメの方が良い写真を撮れたりするのだが、利便性を考えるとすっかりそのニーズはスマホに持っていかれてしまった。

    レンズ回転式デジカメはそんな中で自撮りを意識することで、デジカメセグメントの寿命を伸ばすことに成功した事例だったとも言える。
    ただ、やはりSNS連携を思うとどうしてもこの一手間がスマホへの流れを食い止めることが出来なかったとも言える。
    トドメの一撃というか、逆にここまで持ち堪えることができたのは何故か?を考えると面白いと思う。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    コメント欄含めても、カシオは色々特徴ある機種を出してきたなぁと思う。
    一方で、あくまでコンパクトデジカメが多かった。素子部分が小さい、機械機構での違いは少ない。それゆえに、物理的な差別化はスマホに対してできておらず、結果スマホの進化に一番脆弱だったと思う。
    最近は、物理的な違いを、例えば複数個のイメージセンサー+ソフト処理で、ボケを実現といったアプローチをスマホは撮っている。もちろん大型センサー搭載していないと撮れないものはありつつ、でも普段使っているものをそのまま持ち歩ける利便性との闘い、どこまでのデジカメが対スマホで生き続けられるだろうか。


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