焦点:「ゴルディロックス相場」が変調、米金利上昇でマネー逆流
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注目のコメント
そもそも「金利が上がっても問題ない」という実体経済の想定がおかしいのであり、例えばFF金利や長期金利の上昇ペースよりも米住宅ローン金利の上昇ペースの方が早いことをどう評価すべきか?、中立金利を長らく超えていることをどう評価すべきか?、フラット化が急速に進んでいる現状をどう評価すべきか?といった負の側面に対し、「それは見ないことにする」という処理が為されているのが不安なわけです。私はオーバーキルを警戒します。
まあこれまでの米国経済を見ても、GDPギャップがプラスになり過熱感がでてくると、金利上昇により2~4年後にリセッションの循環を繰り返してます。このため、米国は昨年夏にGDPギャップがプラスになってますから、早ければ来年後半以降にその可能性があるでしょう。
別にパウエル議長の発言もPickしましたが、今年は、金利上昇に対するアクションを想定しておいた方がよいです。