3年前に3万円の商品が今では7000円に 深セン「模倣のエコシステム」
日経ビジネスオンライン
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注目のコメント
学びの多い良記事。タイトルはアレだけど、今中国で起きているドラスチックな流れが掴める。製造業従事者は必読では。
チップメーカーの出すリファレンスデザインによって部品のコモディティ化が進む一方で、さらにチップを載せた基盤が出てくることでチップのコモディティ化もガンガン進むと。常に最先端かつ、どこにも真似出来ないものをめちゃめちゃたくさん作るしか勝ち続ける方法は無さそうだ。
(以下気になったところ抜粋)
深圳では、昨日のイノベーションは今日のコモディティと言われる。流行り物なら手軽に作れるようになる深圳に、欧米の大企業が開発ラボを置こうとするのは、一つはこの街の製造業に流れているそうした速度を利用するためだ。どんな大企業でも、あらゆる製品をすべて自社設計するわけにはいかない。
(中略)
小さいチームで開発しているスタートアップから見ると、自社で頑張って開発している最中の機能が、インテルなどのチップに標準搭載されてコモディティ化してしまうのはたまらないだろう。中国には、「草むらに道を切り開くやつは死ぬ」ということわざがある。最初に挑戦するものは得をしないという意味だ。
(中略)
その意味でコモディティ化したハードウェアを使うことと、それを上回る速度で自社製品を作ることは、対立ではなくて補完関係にあると言えるだろう。深センは全てのハードウェア開発企業に向いてるわけではないが、
少なくともハードウェア開発しているスタートアップ企業にとって、最高な環境だと思う!