過熱する“AI人材争奪戦” 「報酬以外の魅力必要」 DeNAの戦略
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あらゆる産業で、人材が持つべきスキルや学習能力が大きく変化し始めています。これに正面からとり組むか、これまでの延長線上で対処療法で済まそうとするか、これによって、企業も国も運命が大きく変わるでしょう。
記事では正面から向き合う取り組みの一つとしてのKagglerの採用が紹介されています。AIエンジニアとしては最新の論文を色々と試してみるようなところにもモチベーションがあったりする一方で、費用対効果を考えると協調フィルタリングみたいな枯れた技術でも十分にパフォーマンスを出せるということはよくある話で、そういった意味でも「0.1%の改善が求められ、そこに投資されるような業界」にAIエンジニアを集める吸引力があるように感じています。
今で言うとそれが人命に関わる自動運転や医療の領域であるわけです。市場が大きいのもあるけど、100%が求められる分野というのも一つの魅力になっている。
そういったそもそものドメインレベルで選別が行われる中で、相対的に魅力のないドメインに取り組んでいる会社はどうやって引きつけたら良いのかというのはなかなか解決の難しい問題です。Kaggle、知らなかった勉強になる。
データ分析や機械学習のさまざまなコンペに参加できる米国発のプラットフォーム「Kaggle」(カグル)で優秀な成績を収めたKaggler(カグラー)と呼ばれるデータサイエンティストたちの需要が高まっている。