市民が育てるAI、コミュニティーとともに進化
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「先鞭(せんべん)をつけたのは科学コミュニティーだ。自然科学が好きな市民と大学研究者が協力してデータを集め、研究を推進している。東北大学の大野ゆかり研究員と山形大学の横山潤教授らは市民からマルハナバチの写真を集めて生態分布を調査している」
これは面白い取り組み!AIを使った「知の共有」ですね。
Wikipediaが言語情報の知識共有なら、これは視覚情報の知識共有。
マルハナバチの判別モデルを共有できると、誰もがマルハナバチをスマホ画像から取り出せます。そして出現場所のデータを共有すれば、日本全土の分布状況が知識共有されてゆきます。
新たな「知の共有・創造」の可能性を感じさせます。フォーム判定アプリや、かざして昆虫図鑑になるアプリはいいですね。
ただ人が映り込むので個人情報絡みの見解整理が必要そうですが、前向きな拡がりが期待できる取り組みですので、ぜひうまく進んでほしいてすね。
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スポーツの動画はフォームやプレーのデータを集めて分類すれば、市民向けのフォーム判定アプリや戦術指南アプリの開発が期待される。
筑波大学の松原助教は「クラウドソーシングの最難関は作業設計。クラウドシートではプログラミングのIf・then条件分岐を書ければ、誰でも始められる」と胸を張る。プログラミング教育が浸透すれば、中学生にもデータ収集ができるかもしれない。
森嶋教授は「クラウドソーシングは数百人規模の実験を数万円で実施できる。臨床研究に比べ安い」という。