ヤマトHD、今期は値上げ寄与で62%営業増益予想 増配計画
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ヤマトHDの2018年3月期決算は増収増益になりました。デリバリ事業で取り扱い数量を抑制し単価アップを進めた結果増収になったこと、そして営業利益が会社の対前期比減益となる会社予想を上回り増益になったことがポイントでしょう。新年度も数量抑制と価格適正化効果が残ることから増収増益計画になっています。
ヤマトは現在夕方から夜間の時間帯で稼働する配達特化型ドライバーネットワークの構築に取り組んでおり、この仕上がりを待って取り扱い数量を増やす模様です。と言っても配達数量の増加抑制や再配達の抑制などでしっかりした仕組みを構築し続けないとすぐにボトルネックにぶつかってしまいそうです。急ぎでないものはまとめて発送させる、あるいは物流の閑散期を狙って定期便を発送させる、ロッカー受け取りを奨励するなど、効率化につながるメニューときめ細かいプライシングをEC業者と物流業者が知恵を出し合って再構築する局面ではないでしょうか。前にチラッと、税金で宅配ボックス設置する案出てたけど、あれは、全力で反対。
そもそも、ネット販売やフリマアプリで、マーケット大きくなってるのに、利益が出ずに、給料低くて、人集められなくて、約束通り配達出来ないって「経営」の問題。
国の問題では無い。
こうやって、ちゃんと経営すれば利益出るんだし、利益出てるなら人にちゃんとお金払って、集めたら良いと思う。カンタンに言って、
「ドライバーの給料を上げるための、値上げ。」
そう多くの人は認識していると思います。
まずは 給料UP のニュースがないと、またもや大きく批判されるんだろうなと思いました。
余談ですが昔、ヤマトでバイトしたことがありました。
お世話になりましたドライバーの方たちは真面目でいい人ばかりでした。
仕事もわかりやすく教えて頂けましたし、
業務フローやルールもキッチリしていた印象でした。
相当個人的な経験で偏った見方ですが、
経営の携わっている方々には、ドライバーを含む現場にいる方々への、
熟考された待遇改善を可能な限りしてほしいです。