マイクロソフト、1─3月期利益は予想上回る クラウド事業など好調
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マイクロソフトはQ3決算で着実な成長を印象付けています。売上高が268億ドル(対前年同期比+16%増)、営業利益が83億ドル(同+23%増)、当期純利益が74億ドル(同+35%増)となり、3事業部門いずれも増収増益でした。
商業クラウドの売上高は60億ドル(同+58%増)で粗利率は上昇しています。Azureは+93%増となっており(四半期の売上高はごく粗く見て20億ドル弱でしょうか)、AWSを追いかけています。Officeのクラウド化という利益源を増収増益にうまく生かし、巧みにクラウド対応しているという印象です。MSも好調。シリコンバレーの列強が凄まじい。Facebook(YoY+49%)、Amazon(YoY+43%)、Alphabet(YoY+26%) 、MS(YoY+16%)
椎名さんがコメントしている点に加えると、LinkedInについての業績が売上13.35億ドル(1年前は9.76億ドル、YoY+37%)にまで拡大している。
とはいえ、Facebook(YoY+49%)やAmazon(YoY+43%)がバケモノみたいな売上成長をしているのと比較すると、YoY+16%という数値は成熟している。ちなみにAlphabetはその中間くらいのYoY+26%。