米アマゾン:4-6月利益見通しは市場予想上回る-クラウド好調 (2)
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アマゾンの1-3月期は利益成長が高く投資家受けする内容でしょう。Q1の売上高は対前年同期比+43%増の$510億ドル(為替の影響を除いて+39%)、営業利益は同+92%増の$19億ドルと高い増収増益を実現しています。AWSの伸び率と収益改善もありますが、2017Q4に続き北米の利益がほぼ倍増しているところが今回のハイライトだと思います(ホールフーズの寄与と内部成長がともに寄与していると想像します)。
年間売上が20兆円を超えてくる規模で、売上が年率で40%、営業利益がほぼ倍増というトンデモなさすぎる決算。成長ドライバーのAWSは相変わらず年率50%近い成長ペースを維持して、さしものベゾスも儲かり過ぎて投資しきれず利益が出始めている。やはり初の時価総額1兆ドル企業の座はアマゾンになりそう。ただ、この勢いだと脅威に感じた国家と早晩更に激しく対立する事避けられない。ベゾスはその頃にブルーオリジンのロケットで宇宙の住人になっているかもだけど
本四半期も引き続きクラウドサーバ事業AWSが利益の過半を稼いでそのキャッシュを本業Eコマースに回している会社であり、その結果引き続き株価収益倍率300倍超と、中国アリババ・テンセント含めたどのITメガとも一桁違う投資家期待を集める特異な存在をキープしています。