上場企業などの買い手企業に直接コンタクトがとれる「M&Aダイレクト」が正式ローンチ、買い手企業の買収条件や実績も公開
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良い流れだと思います。上場M&A仲介会社の利益率を見てみるとバイサイドの手数料に対する不満はよく分かります。
ただ、スケールはしないでしょうね。あまり論点のない特定業種ならいざしらず、殆どの業種において、中止企業とはいえ、M&A実行(実行前からですが)には様々な論点が発生します。しかも、ロジックで解決できるものばかりではありません。
そういった論点を事前に潰し、ロジックで解決できないことをなんとか互いに理解いただく、この作業を経ないとクロージング率は格段に下がると思います。
いくら小さいからといっても会社は人の集合体です。お店で物を買ったり、不動産を購入するのとは訳が違います。(←ポジトーク)
その辺りに目配せしたサービスになれば良いですね。M&Aクラウドの及川です。
M&A業界は、後継者のいない60歳以上の利益計上法人数20万社に対して、年間の中小企業のM&A数1200件程度しかありません。コンサルタント一人当たりの平均成約数が1.5件程度と、全く人が足りていない状況です。
これは、病気で苦しんでいる人がいるにも関わらず手術しか手段がない状況に似ていて、全ての患者さんを見きれないような状況になっています。M&Aダイレクトはこうした問題を解決する「薬」のようなサービスになって欲しいなと考えています。