【真相】パン屋とラーメン屋の「おいしさ」の違い
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注目のコメント
インタビューの中で印象的だったのが、ペリカンの渡辺さんが考える「おいしさ」についての話でした。
確かに、言われてみれば、普段から「おいしい」「うまい」という言葉はよく使いますが、毎日のように食べるご飯やパンと、焼肉などの「ごちそう」では感覚が違うような気がします。
「おいしさ」を哲学しているからこそ、自分たちが理想とするパンができるのだなと、勉強になりました。変わらないために変わる
ずっと変わらないものを作っても、世間が変わっているので時勢を読んで作る。変わらないために変わる。自分が選手生活をする上でも役立つ言葉でした。最後の言葉"、浅草でずっと愛される街のパン屋さんであり続けるために、一歩ずつ少しずつ、そして丁寧に、変革を続けていきたいと思います"
が刺さりました。
イノベーション、グローバル、デジタル化もちろん大事ですがペリカンさんのようなパン屋さんが評価されるのも日本の良いところだと思うのです。
"一般的なパン屋では、新商品を開発できる人が、優秀なパン職人とされます。でも商品が2種類しかないペリカンでは、どんな環境でも、同じパンを作れる職人が腕利きです"
"パンって、すごく繊細な生き物なんです。気温とか湿度のようなその日のコンディションによって、パンを膨らませるイースト菌の動きが変わってきますし、作る量によって小麦粉の水の吸い具合も違います"
"ペリカンが作る食パンは、特徴的なものを作るとダメ。毎日食べてもらうためには、地味にうまいものを作らないといけません"
"変わらないために変わる。ある程度の評判をいただくと、変わるのは怖いことですが、会社の中で守るべきところと、変えていくべきところをしっかりと分けて考えれば、いつまでも愛されるパンを作れる"