いい上司ほど「指示待ち」の部下をつくる - 「質問」が自発的な成長を促す
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「答えを自分で探させる」というのはこれからの日本企業にとってはかなり大事だと思います。就活生のアンケートでも「成長したい」とか「価値を高めたい」みたいなことを言っているのを目にしますが、それと同時に「教育制度・福利厚生が充実している」といったどれくらい社員を守ってくれるか、という点についても近人では重要度が高くなっている気がします。別にそれが悪いというわけではありませんが、「分からなかったら学校の先生のように教えてくれる優しい人がいて、なおかつそうならないように丁寧に研修してくれる」という考えを持っているならそれはちょっと変えた方がいいんじょないかな、と。
大学も大衆化されるにつれ「自主的な探求(その先の人生も自分で決める)」ではなく「平等に教えて卒業させる(受験のように就活をしてとりあえず学位を取得する)」というスタンスに変わってきている気がしてなりません。これでは企業に就職しても同じ。先輩上司は余計な手間をかけることになります。
自ら考え責任を持って行動し結果を出せる人物を輩出できるように、多くの大学が努力すべきでしょうね。ひとりぼっちにさせるのではなく、大学の頃から部活やサークルとはまた関係のない先輩後輩の関係を構築させたり、最近話題のピアチューター制度を導入してみたり。成城大学は昨年の今頃からその動きが始まりました。