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MaaSは鉄道など公共交通や都市計画にどのような影響を及ぼすか

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  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    ここ数年は、交通、モビリティ、ITS、都市計画の世界で猫も杓子も「MaaS」となっていますね。

    更に源流を辿れば、オーストリアのインスブルックに拠点をもつIFITT(International Federation for IT and Travel & Tourism)が主催するENTER eTourism conferenceの1996年大会で、"intelligent information assistant" という様々な交通手段を統合するサービスが提唱されたことに始まります。
    https://link.springer.com/chapter/10.1007/978-3-7091-7598-9_23

    その後、2013年に始まったスウェーデンヨーテボリでの先駆的な試み「UbiGo」プロジェクト(Go:smart事業の一環として)が行われ、数十世帯が実験に参加しました。現在ではストックホルムでの実証が行われているようです。
    http://ubigo.se/

    その事業に触発された、ITS FinlandのCEO(現MaaS Global CEO)だったSampo Hietanenと、後にフィンランドのアールト大学でMaaSコンセプトの修士論文を書いたSonja Heikkilaが、フィンランド政府の後押しで活動を続け、2014年に彼女がフォーリンポリシーによるリーディンググローバルシンカー100に取り上げられ、2015年ボルドーでのITSカンファレンスで世界的に有名になりました。

    Sonjaの論文
    https://aaltodoc.aalto.fi/handle/123456789/13133

    EUによるMobinetや、Rethink-XのTony Sebaは、TaaS(Transportation as a Service)と言う言い方をしていますが、私の見る限り、認知度はMaaSに軍配が上がっている上に、若干コンセプトに違いがあると思います。

    日本におけるMaaSの議論は「モビリティ変革コンソーシアム」活動に見られるように、主導権が交通産業や決済プラットフォーム側にあり、自治体によるモータリゼーションの弊害からの脱却という本来のMaaSからかけ離れていますね。


  • badge
    株式会社INDUSTRIAL-X 代表取締役

    同じ名前でもデンソーが昨年12月に発表したMaaSとは対象とスケールの幅がまるで違うのが北欧で始まったCross Mobilityのサービス化MaaS。
    現在エストニアに来てますが、ヘルシンキ着陸前にフィンランド上空から眺めていると、クルマだけで移動が完結するわけでもなく、船が必須なのを痛感しますし、首都タリンのOld Town内はクルマが入れない部分も多く、石畳のゴツゴツと坂を我慢すれば自転車が便利です。基幹鉄道網を伸ばしきれないので、市内はタクシーはもちろんLTRなどの路面電車が大活躍してます。
    決済や予約管理システムを統合してくれると楽なのになー、と以前から個人旅を予約するたびに思ってましたが、このようなMaaSが実現すれば、マルチモーダルな移動や旅の手段が実現するので相当楽になります。
    日本でこれを民間だけでやるのではなく、国のプラットフォームとして本来は取り組むべきだと思いますけどね。


  • 株式会社MaaSTechJapan 代表取締役社長

    日本ではMaaS(Mobility as a Service)が、ライドシェアと見なされるケースが多いです。2014年のダイムラー社さんの発表の中で、自動車の所有(as a goods)から利用(as a Service)という文脈で、自動車系の企業がそのように認識し、ライドシェアブームがそれに輪をかけました。MaaSの基本的なコンセプトはFinaldのMaaSGlobalのSampoやMaaSAllienceにてコメントしている通り多様なモビリティサービスが仮想的に一つのパッケージに統合されること。さらには、そこにサブスクリプションモデルが適用されることで、利用者側へ価格制御がかけられることです。特に日本では、民営化・分割化が世界的に例のないモデルで公共交通機関が展開されているので、日本なりの実装の難しさはあろうかと思いますが、その分連携効果も大きいものと考えます。またサブスクリプションモデルが提供されると、その先に新しいビジネスが生まれ不動産や飲食、ヘルスケアや物流、広告の在り方なども変わっていく。移動は生活に密着しているので、他のサービスにつながりやすいものと考え、日本でもそのような議論が出来てくるとよいかと思います。


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