【ベイスターズ岡村社長】非従来型経営で示すプロ野球の可能性
NewsPicks編集部
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昨日アマチュア野球のトップに会い、野球離れについて話を振ると、「プロ野球は観客が増えていますよね」と、小・中学生の競技人口激減という足元の瓦解には知らんぷりだった。ベイスターズのような先を見た球団が、野球やスポーツの可能性をグンと引き伸ばしてほしい。僕は前者について、次なる手を打っていきます。
NPBの統計によると、ここ5年間でヤクルト、広島、ベイスターズは観客動員数が約1.5倍に増加しています。ヤクルトは山田哲人のトリプルスリーが話題となり、広島とベイスターズはエンターテインメント性を取り入れ、特に若い世代が男女問わず楽しめるようになった印象です。女性や野球の素人でも球場に足を運んでもらうには、野球のプレーそのもの以外の魅力を磨かなくてはいけないのでしょう。一方、例えば中日は、落合監督が指揮を執った8年間は、中日の黄金期だったにもかかわらず観客動員数は横ばいでした。これは、「結果出せばお客は見に来るだろう」というスタンスではいけないということを示していると考えます。野球界のみならず、マーケティングが機能していない業界はまだまだ多く、つまりは伸びしろが大きな業界・業種は多いと考えます。
スポーツが街の活性化とセットで語られる事例が増えてきましたね。競技や地域の枠を超え、互いに中身を共有しながらも各々の特徴を際だたせることができれば日本はもっと面白くなります。数十年後のアジアにノウハウを輸出することもできるでしょう。