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エンジン破損で帰還したサウスウエスト機のパイロット、その機転と冷静な飛行の舞台裏

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  • 株式会社モッコ 代表取締役

    飛行機に乗る機会が多い方は、搭乗直後のアナウンスを無視することも多いのではないか?
    しかし、念には念を入れ、いつもキチンと案内を聞き、緊急脱出口を確認、自分の席からの椅子の数を数えて置いて欲しい。
    最終的には、自分の命は自分でしか守れないのだから。



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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    左エンジンが推力を失ったので,機体は横滑り(β>0)を開始する.すると,上反角効果により負のローリング・モーメントが働いて,機体が左に旋回を始める.パイロットは横滑りを止めるため,右エンジンを絞り,また右のフットペダルを踏みこんで垂直尾翼についているラダー(方向舵)を右に切る(クルマと違って左右のフットペダルは連動している).通常,片発停止という最もシビアな横滑りをカバーして水平飛行できるように,方向舵の効きは設計される.また,パイロットは片発停止時の対処をフライトシミュレータで常に訓練している.最近のフライトシミュレータは出来が良い.パイロットが機種変更するとき,フライトシミュレータの訓練を終えると,次に乗客が乗った機体を飛ばし始める.
    ボーイング737-700は,ボーイングが第3世代と名付ける次世代機.アビオニクスはFly-By-Wire(パイロットの操作を電気的な信号)と思ったら,実は違った(知らなかった).そこは軽量化とエアラインのメリットがほとんどないと判断されてFBWは不採用だった.もちろん,最新のデジタル制御は採用されている.エンジンと胴体の一部が破壊されても油圧が落ちなくて良かった.フェールセーフが効いている.
    ところで,「最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか」 https://amzn.to/2qO88Yz に飛行機に乗るときの教訓がある.酸素マスクの説明はきちんと聞くのは言うまでもないが,座席から一番近い非常ドア(搭乗したドアではない)までの椅子の背もたれの数を数えておくこと.火災になると視界が利かない.煙の下になろうとかがみこんではいけない.後ろから来る人に踏みつけられるから.搭乗したドアは無視して,一番近いドアから脱出すること.乗客は目の前の開いている非常ドアを素通りして,搭乗したドアに向かう癖があるらしい.
    こういう事故があると大学の「航空機力学」の講義と試験の題材になる.もちろん,飛行力学,飛行制御の研究としても重要な課題.
    「落ちない飛行機」 https://dxleaders.com/technology/394


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