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IMF:堅調な世界経済、20年以降は成長鈍化へ-減速の種はまかれた

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    日本総合研究所 理事

    基本的に堅調な成長予測を維持。前回の予測後に、世界的な株安、貿易摩擦など懸念材料が出てきましたが、世界経済を下振れさせるには至っていません。


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    証券アナリスト

    IMFの最新の予想では、世界経済は2017年が+3.8%成長、2018年、2019年がそれぞれ+3.9%成長とされました。国別では米国が+2.3%/+2.9%/+2.7%、ユーロ圏が+2.3%/+2.4%/+2.0%、中国が+6.9%/+6.6%/+6.4%、日本は+1.7%/+1.2%/+0.9%とされています。
    ただし、記事のタイトルにもあるように、レポートさっと見る限り警戒的なトーンを感じます。先進国の潜在成長率の低下、金融の正常化にともなう負債への負荷、通商摩擦などです。
    日本で言えば、ちょうどオリンピックを迎える2020年が正念場になることになりますので、少し備えの心づもりも必要かもしれません。


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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    確かに米国の景気循環的には、2019年の終わり頃から景気後退に入ってもおかしくないと思います。成長鈍化程度で済めば御の字かもしれません。


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