インドネシア最新のユニコーン企業、ブカラパックの大きな野望
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「ブカ・ラパック」という語は、露天商、市場のように野外で店が並んでいるようなイメージの語ですね。創業者CEOのアフマド・ザーキー氏は、31歳。バンドン工科大学在学中から起業を繰り返してきた人で、ウィルス対策のソフトウェアなどIT関係の起業をしては何度も資金繰りに窮して廃業しましたが、ついにブカラパックが急成長に成功しました。インドネシアの社会の楽観的なところ、会社を何度も潰したという経歴があってもマイナスにはとらえられないようなところが、幸いしたように見えます。
インドネシアは、母体が大きいので、ずば抜けて優秀な学生や、非常なヴァイタリティに溢れた人物も現れます。インドネシアの強みは、結局は社会の歴史的な知と教育の蓄積から生まれてくる人材であると思います。天然資源や人口があっても人材が現れてこない社会というのもあります。インドネシアには、人が現れてくるに足る伝統があります。
アフマド・ザーキー氏が24歳の時に結婚した夫人もオンライン・ムスリム女性向けファッションストア大手、Hijupの創業者CEOです。女性大学生向け、妊婦向け、おばさんたちのサークル活動向け、子供の入学式向け、など、その社会の細かなニーズに対応することに特化することで大手となっています。
https://www.hijup.com/my/とりあえず登録してみた。ユーザー的には、トコペディアと大きな差は感じないかな。そして、ぱっと見ですが英語メニューはなさそう。インドネシア国内に巨大なマーケットがあるし、国内特化なのかな。
まあ、トコペディアも英語表記にしても大半がインドネシア語のままだけど。
アリババがマレーシアと人工知能都市にしようとしてるって記事がこないだありましたが、ブカラパックにもトコペディアにも出資してて、東南アジアを取りに来てる感がすごいですね。