米新聞大手買収に関心か ソフトバンク
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注目のコメント
報道の自由、さらには報道機関の内部的自由をきちんと担保して、ジャーナリズムの発展に寄与することになるのなら、悪い話ではないのかと思います。インターネットがレガシーメディアから奪った巨額の利益を何らかの形で還元していかないと多くのレガシーメディアは立ち行きません。ジャーナリズムの崩壊は、フェイクニュースの世界へとつながります。アマゾンのベゾスCEOは、ワシントンポストの報道の独立を守りながら新時代のメディアへの脱皮に取り組んでいます。アマゾンのビジネスは既存企業を焼き払う焦土作戦のようで好きではありませんが、ベゾスCEOのワシントンポストでの振る舞いは評価できると思います。
日本は新聞社の株の売買が規制されているのでアメリカのようにはいかないでしょう。朝日がアマゾン、毎日がソフトバンク、読売が楽天といったプロ野球のようなことにはならないとみます。記者の安全と一定の生活を保証し、良質な記事を世の中に提供し続けるためにどのような経営の形が望ましいのかは意見が分かれるところです。
ひとつ言えるのは、メディアも競争の中で生きていかなければならないこと。記者クラブのぬるま湯に浸かって仕事をしている日本のメディアも、そろそろ護送船団方式から脱して、自らが受け手に積極的に選ばれる取材と記事掲載に、エネルギーの全てを注ぎ込む取り組みを行うべきだと思います。大臣会見に出られるようになって、ますます行政との歪んだ関わりを目の当たりにする今日この頃です。
私も地道に頑張らなきゃ!