安川電、売上・利益とも最高予想 人手不足で自動化の流れ継続
Reuters
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安川電機の決算は中国・アジアでの旺盛な省力化投資や半導体・電子部品向けの恩恵が見られます。
2018年2月期(決算期変更により約11ヶ月決算)を12ヶ月ベースの参考値で前年度と比較すると、売上高が+18%増の4645億円(財務報告ベースでは4485億円)、営業利益が+88%増の571億円(同541億円)となり、中期計画の計数目標を1年前倒しで達成しています。中国・アジアを中心に大幅な増収となり、モーションコントロール、ロボットがともに8割を超える増益を示しました。この結果を受けて、増配と自社株買いも発表されています。
2019年2月期はドル円想定を円高に見ていますが(前期実績111.4円、新年度105円)、引き続き自動化・省力化需要を背景に売上高が実質+10%増収、営業利益が同+15%増で過去最高益を更新する計画です。Q2以降対前四半期比でやや緩みつつあるモーションコントロールの受注が盛り返す時期を見ておきたいと思います。製造業で決算が主要企業で一番早いのが安川電機。決算期の始まりを感じる企業(決算に関してのコメントではなく恐縮…)。
ただ今年から2月期になっているのか…ちなみにこれまで3月決算だったが末日締めではなく20日締めという企業。今回から2月に変更されて末日締めとなった。