機械受注2月は予想覆す増加 製造業9年半ぶり高水準 設備投資好転へ
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2月からマーケットが大きく混乱しましたが、とりあえず2月時点の機械受注は比較的堅調だったようですね。
既に公表されている1-3月期の見通し調査では前期比+0.6%となっていましたが、今回の結果を受けて、3月分が▲17.4%以上落ち込まなければ達成可能となりましたので、通常であれば、見通し額よりかなり上ブレする可能性が高まったといえるでしょう。
ただ、3月以降は米中貿易摩擦の懸念も高まりましたので、下駄を履くまでわからないといった状況かもしれません。事前に出されていた四半期見通しと比べると、やや強めの結果でした。ただ、業種によって好不調がまちまちで、全般的に強くなってきたという印象はまだありません。外需がピークアウト気味になってきたことも懸念材料。
「平成30年2月実績:機械受注統計調査報告」(平成30年4月11日、内閣府経済社会総合研究所)
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/1802juchu.html