米国で過去10年に最も雇用が増えた職種
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最近よく思うのですが、これほどまでに人口減少や高齢化が進む中、今さらそれを食い止めよう、人口を増やそう、若年世代のための社会を、なんて世迷い言は誰も信じないでしょう。竹槍でB-29を落とそうという精神論と何も変わりません。高度経済成長期の人口ピラミッドを前提としている時点で何の進歩もない懐古主義です。
いっそのこと開き直って、日本は世界で最も高齢者が住みやすい、老人のための「老人天国」を目指すと宣言してしまえばいい。移民も生産人口を補填するためではなく、消費人口を補填するためと位置づけるのです。
年間一定額以上の国内消費を条件に、国外の富裕層高齢者に向けて滞在ビザを発行すればよいでしょう。
AIやロボットは生産人口を補填できても、消費人口は補填しません。ロボットが飲み屋に行くわけがないんですから。
逆説的ですが、若年世代のためにも、日本は「AI、ロボットによる、老人のための国」を国家ビジョンとして掲げる方が良いのではないでしょうか。
課題面において、日本が間違いなく世界で最も先進的であるはずの高齢者向けビジネスですらアメリカに負けるようでは、目も当てられません。高齢化もあってか、殆どが医療関係である事が興味深い。
1000人にも満たないが、3割も増加した「遺伝カウンセラー」が興味深い。
遺伝子が関与する疾患や体質について、医療情報を解説したり心理的なサポートを行うカウンセリングらしいが、遺伝子関連技術の発達で出来た新しい職業。アメリカで、この10年間で雇用数が増えた職種は
1.ウェブ開発者/47万073人
2.在宅医療・介護者/29万6952人
アメリカも、高齢化が進んでいると言うと、ホント?という顔をされますが、在宅医療・介護者が約30万人増えていることからも、分かりますねー