貸レコード屋でアルバイト。店を任されて売り上げ倍増
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注目のコメント
起業した人の起業・経営に関わったきっかけを聞くとおもしろいエピソードがいろいろ聞けるものです。
本人が思いもしなかった形で経営に携わる。そして一回経験することで好き嫌いも向き不向きもある程度わかるようになる。
若いうちにこういう経験しておくのは大事なんだろうな。自分の好きな事をトコトン追求し、ビジネスに変えていく。
目の前の事だけにひたすら努力をしていく。
大経営者としての片鱗が見えるお話で読んでて楽しいですね。
貸しレコード店でバイトしたいと思ってたら、
エイベックスの創業メンバーの高校の同級生お二人と再会し、
その後も同じ道を歩んでいく訳ですから、"友&愛" という
店の名前の通り、友人関係にも恵まれた方だと思います。
結局大きな事業は、一人では出来ませんから。
腹をわれる、信頼出来る人が側にいるのはココロ強いですね。
【自分事】
1985年は、私も大学でのアマチュアバンド活動にも飽きて
音楽業界で色々と仕事したいなあと漠然と考えており
色んなバイトも掛け持ちしてましたが、丁度夏のバイトで、
ポリドールレコード(現在のユニバーサルミュージックの母体)で
LPレコードチェックマンのバイトがあるので繁忙期限定で雇われました。(LPからCDへの過渡期でしたが、この年はLPレコードが未だギリギリ主体でした。)
どういうバイトかというと、チェックシートというカタログナンバーと
タイトルが書いたレジメの様な小冊子に卸店やレコード店にある
レコードの在庫数を書き込んでいく仕事です。当時はまだポスなどのシステムがないので、品番を目視しながら在庫を夕方まで、延々と書き込み営業所に戻ったら、其れをエリアセールスマンに渡すのです。
セールスマンは、其れを見てこの在庫が切れそうですよーと電話で、
レコード店からオーダーをもらう仕組みです。
レコード店での作業は、お客さんや店員さんとの交流もあったり
最新のレコードが店内演奏で聞けたりして楽しいのですが、
卸店は、倉庫の様な処にほりこまれ延々とモノであるLPレコードと
格闘するので結構辛い仕事でしたが、真面目にやっていたので、
当時の営業所課長に気に入られてその冬の繁忙期にも
呼ばれる様になったのを覚えています。