【新】証券業界の異端児、松井道夫が描く「美しい人生」
NewsPicks編集部
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注目のコメント
「虚業とは何か。私の考えでは、虚業とはつまり「顧客が認めないコストで成り立っているビジネス」です」というのは、時代の流れに準拠していない法令に縛られ、また古くからの業界特有の慣行を打ち破れない業界にとっては、かなり耳の痛い話ですね。
「おやんなさいよ、でもつまんないよ」
新卒証券マン時代に読みましたね。懐かしい。
オンライン証券の雄、松井証券は他のネット証券と違って婿入り世襲です。淡々とした文章なのですが、やってることの凄さは同じ業界だったからよく伝わって来ました。すごい人です。20年くらい前、自分が努めていた会社で松井さんを講演にお呼びする機会があり、担当者であった僕は松井さんと打ち合わせをしに会いに行きました。
当時はネット証券の革命児みたいな喧伝のされ方をいていたので、どんなに怖い人なんだろうと思って会ってみたら、なんと飄々とした人だろうという印象でした。どこか浮世離れしたというか。
若造の僕にも本当に気さくに接してくれ、なんだかすごいなこの人はということをすごくよく覚えています。