マネックスG、コインチェックを完全子会社化 新社長に勝屋氏
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注目のコメント
マネックス発表、下記がリリースからの注目点。
・リリースで36億円の取得金額に加えて『現所有者との間で条件付き対価に関する合意がなされています。今後3事業年度の当期純利益の合計額の二分の一を上限とし、一定の事業上のリスクを控除して算出される金額が追加で発生する可能性があります。』という文言があり、気になる。
・100%子会社化、和田氏などから含めて全部を取得する
・コインチェックの業績については、2017年3月期までの開示で、2017年3月期は売上高772億、営業利益8億円、総資産39億円、純資産5.4億円。ただ2018年3月期については、NEM補償後で2017年3月期を下回らない認識、という言及のみ(日経記事だと1000億円超の営業利益とあった)
・なお2017年3月期の仮想通貨の売却収入を売上・原価それぞれから引くと売上9.8億円、営業利益7.2億円
・人事について、和田氏・大塚氏は取締役は退任するが、執行役員としては残る。また社外取締役として、企業不正関連の弁護してとして有名な久保利弁護士も入られる
・元の保有比率については和田氏45.2%、大塚氏5.5%、その他法人5社・個人1名で49.3%。結構VC等の持ち分が多かったのだなぁという印象。
http://file.swcms.net/file/monexgroup/jp/news_release/auto_20180405405861/pdfFile.pdf買収金額については外野がアレコレ言うのは野暮だと思いますが…
3事業年度の純利益の50%合計を上限としたインセンティブもあるので、少なくとも経営陣に対しては今回額面に出ている以上の評価ではあるのかなと感じます。(2018年度や以降の数値によっては、100億以上も視野に入る可能性はあるので)
とにかく本当に最後までやりきったCC社経営陣の胆力が凄くて、心から尊敬します。本当にお疲れ様でした。