田端信太郎ってどんな資産運用してるの?「株式投資は、損切りさえできれば怖くない」
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株式投資や財テクにまつわる田端インタビュー@新R25の後編が公開。
<投資はリスクを取るだけじゃなくて、リスクヘッジに使うこともできる >
たとえば、トヨタに勤めてて電気自動車にやられるかもって思ってる人が、競合であるテスラの株を買ってみるとか。
そしたら、自分の会社の業績が悪くなってボーナスが減っても、株で利益が出れば保険になるじゃないですか。
FXってみんな博打みたいな印象しかないかもしれないですけど、たとえば「留学したいから5年間で10万ドル貯めよう」と思ったとするじゃないですか。1ドル=110円だとしたら日本円で1100万円。
これを5年間かけてせっせと貯めましたと。ところが5年後にドル円の相場が動いてて、1ドル=120円になってたらどうなります? 留学費用はドルで払わなきゃいけないから、1200万円必要になるわけですよ。100万円足りなくなっちゃいますよね。
こういうときのために、あらかじめFXでレバレッジかけて(※)10万ドル買っておけばいいんですよ。
そうすると、1ドル=120円になってもFXで100万円儲かるのでチャラじゃないですか。逆に、1ドル=100円の円高になってFXで損したとしても、そのときは必要な留学資金も10万ドル=1000万円に減ってるわけだから、いずれにせよプラマイゼロ。
FXを使えば必要な資金を「1100万円」でロックできるんです。個人投資家にとって学ぶところの多い良いインタビューですね。
とくに「株を買うときにはまずその株が上がると思う理由を紙に書け」というのは、個人的にも別の記事でわからないものには投資しない、わかるとは他の人にその理由等をきちんと説明できることだとコメントしていますが、紙に書いて理路が通っているかをいつでも見ておけるようにするというのも良い手かと思います。損切りにせよ、利確にせよ、売りのタイミングは本当にわからないな。本当に全くわからない。答えはないんでしょう。
8%という数字だって、会社によっては時価総額の規模とか出来高だって違うわけだから、全てに適用して良いモノかどうか、議論はありそうに思う。
ただまあ最近は個人投資家は特に生活に資金需要がなければ、損切りとか利確とか考えず基本長期ホールドで良いのではないかと思うようになった。
会社を応援したりするスタンス。一喜一憂していては最近の相場なんて身が持たないよ。
記事にもある通り、仕事でやっているわけじゃないんだから、運用成績で誰かに詰められるわけではないし。
逆に、長期ホールドできない株は買うべきではない。
ただの裁定取引との厳格なる峻別が必要なんでは?
5年とか10年スパンでじっくり腰を据えて付き合える銘柄を血眼になって探す方がなんか生産的な気がしますね。
そう考えると妥協なき・覚悟の買いが必要に思う。