サウジ皇太子「イスラエルに国土持つ権利ある」米誌インタビュー
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注目のコメント
このアトランティック誌のインタビューは驚きの発言が非常に多く、一読の価値があります。ジェフリー・ゴールドバーグ編集長の質問も非常に的を得ています。
https://www.theatlantic.com/international/archive/2018/04/mohammed-bin-salman-iran-israel/557036/
アメリカでは、このイスラエル容認発言よりも、「イランの最高指導者はヒトラーより悪者だ」と述べたことや、「ワッハーブ派とは何のことだ? サウジアラビアがワッハーブ派だなんて、われわれは思っていない」と述べたことのほうが大きく注目されているように思います(ワッハーブ派はイスラム改革運動=原理主義運動で、一般にサウジアラビアの国教と考えられている)。
イスラエルとサウジアラビアが、実は経済面では協力関係が進んでいることも、このイスラエル容認発言につながっているのかもしれません(預言者ムハンマドの妻はユダヤ人だった、とも言っています)。
個人的には、「イスラムとは平和の宗教であり、神の言葉を世界に広めることがイスラム教徒の義務だ」と述べていることが、なんだかキナ臭い感じがして気になりました。対イランしか頭に無い感じですよね。色々緩和するみたいだし、宗教色が薄れていると言う事なんだろうか。
追記
藤原さんのリンクとコメントが面白いですね。イスラム布教のミッションは既に果たされたとした上で、それを押し付けようとするイラン、ムスリム同胞団、過激派は悪の三角形と呼ぶ。宗教的に最低限の発言はしつつ、経済等を指向してる印象でした。あまりワッハーブ派等の背景には詳しく無いのですが。