米ウェイモ:ホンダとの提携合意に近づく、配送用自動運転車開発で
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想像でしか書けないが、いわゆるMaaS領域のサービス車両(トヨタのe-Palletにアプローチは似ていそう)でのレベル4の無人運転車両の可能性が高い。ホンダはパーソナル領域を侵食するロボットタクシーには前向きでないから。
AIを次のホンダの競争領域としたいホンダはWaymoとの協業で学ぶ所が多いだろう。所有を基本に置くレベル4のクルマは、自社技術で2025を目指して開発中だ。2016年12月以降もホンダの研究所とWay moはアルゴリズム領域では共同研究を続けてきたはずだ。
持続可能な安全な自動運転技術を活用するビジネスモデルの展開を期待したい。記事にあるように1年以上前に協議を始めることは開示していたが、その後続報はなかった。①は当時の記事だが、2016年12月時点での主要な提携関係もでているので併せてご参照いただきたい。
本記事を読んで意外なのは、「配送・物流用に重点を置く提携になる見込み」という点。物流については、一般論としてはディーゼル搭載のトラックで、普通乗用車に比べれば大型。乗用車をベースとした、小型・都市用の配送・物流用の自動車でも開発していくのだろうか?
また併せて、ホンダについてはソフトバンクやアリババと「つながる車」で取り組みを深めている(②)。ホンダは現在「多方面外交」をしているように見えるが、今後どうなっていくか。
なお、記事にあるようにWaymoは最近Jaguarと自動運転開発で提携し、2.4万台発注している(③)。
①https://newspicks.com/news/1968433
②https://newspicks.com/news/2726998
③https://newspicks.com/news/2917411こちら、イメージショットで使われている写真は、私も参加した先週の米ニューヨークモーターショーでの、ジャガーのEV「I-PACE」とWaymoとの共同実験車両。
当該記事が言う、ホンダの物流系乗り物は、いわゆるサービスカーの領域。自動車各OEMが様々な手を模索するひとつ、と見るべき。
ようは、量産として導入するかどうかの見極めと、導入すると決めた場合のトータルコストをどう捉えるか、という点のみ。
とはいえ、ホンダは社史上、事業車系・商用車系に弱いので、果たして今回はどうなる?