コンピューターゲームを将来の活躍の場に 名門・北京大に新科目、定員超の人気
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オーストリアの哲学者・ウィトゲンシュタインが、初めてゲームの定義を議論したと言われています。それは「言語ゲーム」と言われるものです。
そもそもゲームは、「他者との会話のためのツール」から始まっているとされ、ゲーム自体は楽しいもの。
私自身、「高橋名人の冒険島」「魔界村」「ドラクエ」等々いろいろ根詰めてやりました。小学生の一時期、私の家が「拠点」となって、ファミコンが故障するくらいやっていたこともあります(笑)。
ゲームでも、コンピュータゲームだけではなくボードゲームなどいろいろ種類がありますね。
ただ、学校現場や親の間では「ゲーム」という言葉はあまり受け容れられてこなかった印象があります。ゲームはゲームでしかないと考えられてきましたし、「ソーシャルゲーム」と呼ばれる一部のゲームにおいて、未成年者への課金問題等が存在したことも大きな一因です。
一方で、「良質なゲーム」とは何かを見分けられる大人が親になりつつある。良質なゲームとは、子どもに配慮した作りになっていて、面白いだけではなく創造性を掻き立てられ、継続的に出来るもの。そのようなゲームの一部は、学びでも活用出来ると考えられます。それが「ゲーミフィケーション」と呼ばれるものです。
「スタディサプリ」でも、学べば学ぶ程、自作のモンスターが成長するというある種のゲーミフィケーション機能を活用しています。中国でコンピュータゲームといえば、TVゲームでは無く、PCゲームが一般的です。
私も学生時代、よく中国人の友人に連れられてネットカフェに行き、CS(Counter-Strike)という、銃撃戦の対戦ゲームを楽しみました。
本気でやってた友人は、感度の高い高額の専用マウスを買うなどし、大会にも出場していました。
最近はやっていませんが、私も昔はかなりのゲーマーだったので、Eスポーツの盛り上がりに便乗し、また始めてみようかな、なんて思っています。eスポーツは韓国・米国が本場でしたが中国の追い上げが激しい。2022年に中国・杭州市で開催されるスポーツのアジア大会で、eスポーツが公式種目として採択されたのも追い風。
米ユタ大学がeスポーツ奨学金制度を設けるなど、高等教育機関がeスポーツに目を向け始めていて、世界的に人材育成も本格化しそう。この記事はまだ授業を開設したに過ぎないが、北京大が始めたのは刺激的。
さあ、日本はどうする。