「QRコード決済」ブームの落とし穴
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アリペイと「スマホに紐付いたスイカ」のどちらが快適か?僕はスイカの方に軍配が上がると思います。アプリを立ち上げないで済むし、充電も気にしないですみます。もちろん使える先はアリペイの方が全然上ですが、ピッとかざして済む快感はスイカの勝ち。
注目のコメント
何度も書きますが、電子決済の端末に問題があるのではないのです。
QRコードだろうが、Suicaだろうが、Apple Payだろうが、発展途上国ならいざ知らず、すでにインフラが整った日本では端末のコスト差は社会コストから見れば誤差の範囲です。
問題は、中国のように本人確認と銀行口座、そして決済が直接結びついておらず、クレジットカードなどの別の決済インフラに依存しており、それ故に決済手数料が高額になっていることにあるのです。
それ故に実はこの解決方法は明快です。
国が音頭をとって、マイナンバーと銀行口座を結びつけ、各電子決済提供業者にそのAPIを公開すればいいのです。
実際タイのプロムペイは、タイ政府と主要5銀行が共同して国民番号と口座を結びつけ、電子決済の規格を統一した結果、昨年1年間で全国民の半分以上が登録するほど急激に利用が拡大しています。
何に遠慮しているのか知りませんが、マイナンバーを作った当初の目的には、当然こうした利用も考えられていたはずです。
国の先見性とリーダーシップが今こそ問われる時です。QRコードが便利なのではなく、あくまでキャッシュレスな社会が便利なんだよ、という記事。
クレカやスイカ対応している店舗がQRコードに切り替えてもあまり意味がなくて、現金しか使えない店をいかにキャッシュレスにしていくかが課題。
その上で、QRコードは初期投資が安く、導入する店舗にとってハードルが低い。また、決済手段にかかわらず、取得できるビッグデータを活用できれば、手数料も下げられるはず。キャッシュレスが進む中国では、決済手数料は無料か、1%以下が多い。日本では業種にもよるが3〜4パーセント以上。ただでさえ利益率が低い飲食業にとってはバカにならない手数料です。
日本のキャッシュレスを進めるには、ハードソフト両面で整備が必要ですね。長い記事ですがポイントは2ページ目にあるように、店側の導入費用の安さ。バーコードをプリントアウトすれば終了という点。手数料もほぼなく偽札をつかまされるリスクや、レジ係が着服するリスクもなくなるとなればプラスしかない。加えて大きいと感じるのは、決済を一度してくれれば顧客と直接つながれること。Felicaでいくら買ってもらっても店からユーザーにコンタクトする術はなく、頑張ってLINEでスタンプを配ったりして顧客とつながろうとしているわけですが、「決済のため」であれば顧客側も抵抗がなく、いとも簡単に繋がってしまい、そこにクーポンなどを送ることが出来るというのは、ものすごいCRMツールだし、革命的だと思います