ディズニーがいま注目する、5つのマーケティングトレンド
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「なぜ、これがうまくいくのだろうか。それが一口サイズの楽しいコンテンツだからだ。これこそが、ユーザーがオンラインで消費したいと思っているものなのだ。」(記事引用)
iPodが普及した頃から、音楽コンテンツをアルバム単位でなくシングル(曲)単位で購入し、曲単位でシャッフル再生するが定着した。ジャズギタリストのパット・メセニーはこのトレンドに抗い、1曲で72分というアルバム『THE WAY UP』を2004年に発表した(もっとユーザーの便宜を考え、いちおう4パートに分割再生できるようになっているが)。
コンテンツは本来大きな枠組みでパッケージされてはじめて豊かな物語性を帯びたものとなる。起承転結の起伏をつくるのがプロットだとすると、プロットに挿入される小さなエピソード(逸話)だけを消費するのが「一口サイズのコンテンツ」ともいえる。
脈絡なく消費するエピソード的コンテンツは、それでも、連なることで偶発的に大きなプロットもった物語を生む可能性はある。そこには無意識的で集合的な時代の気分が表象されているのだと思う。技術の発展が目まぐるしい時代にマーケティングの観点で物事を見る事はこれから非常に重要になって来ます。
技術ドリブンだけで、マーケットの創出はできないのでどのようにマーケットを生み出していくのかはマーケティングの醍醐味ですね。
IoTなどの活用もディズニーは先行して取り組んでおり、技術とマーケティングの組み合わせは難しい分野(プロダクトアウトになりやすいため)なのですが、過去の記事ですが先行投資の事例としてこの辺りは参考になりそうです。
ディズニーが10億ドル投資 サービス業に広がるIoT
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO90652390Y5A810C1000000/