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テロの脅威依然高い=立てこもり事件-仏大統領

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  • 帝塚山学院大学 教授

    まだ全容解明はなされていないが、どうも今回の犯人は、いわゆる「自室内過激化」の典型的な事例のようである。行為自体は、完全な単独犯であり、背後に組織的な計画があったわけではない。だが、イスラム国(IS)はインターネットを通じて常にテロへの参加を呼びかけている。これに影響された個人が、いわば自主的に犯行に及ぶのだ。社会的に孤独な状況に置かれた人物が、誰も気づかない間に過激化する場合も多い。こうした者によるテロは、世界中、いつどこでも起こりうる。ちなみに、フランスの場合、全国どこでテロが起ころうとも、最長20分以内に特殊部隊が駆けつけるそうだ。


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