米国株式市場は米利上げ受け小幅安、エネルギー株は堅調
コメント
注目のコメント
2月初めのパウエル議長の就任時、物価上昇による利上げペースの加速を警戒して株価が急落を演じましたが、世界経済は落ち着きを取り戻してそれなりに堅調で、議長も段階的な利上げが最善だと証言していましたから、今回の利上げは大方の予想通りで既に織り込み済みだったはず。焦点は年3回と見られている利上げのペースが加速するかどうかですから、利上げ決定に際してどんな議論があったかが気になります。
S&P500業種別では上昇3業種/下落8業種。
上昇:エネルギー(+2.63%)、素材(+1.11%)、資本財(+0.12%)
下落:生活必需品(-1.32%)、不動産(-0.93%)、電気通信(-0.85%)、情報技術(-0.60%)、ヘルスケア(-0.41%)、公益(+0.40%)、一般消費財(-0.09%)、金融(-0.04%)利上げを決定したことを受け株価は下落に転じたとなってますが、パウエル議長の会見前までは株高でしたし、パウエル議長のハト派よりの会見後は金利低下やドル安反応でしたので、株価の下落は別のところにあるような気がします。おそらく金曜日に控える中国への制裁関税発表を意識したものではないでしょうか。