生保、非競争分野を統合 大手6社の年金管理
日本経済新聞
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日本の金融機関は勘定系はじめ事務システム基盤をバラバラに所有し、システム投資の8割ほどを制度変更等保守費用に充てていると言われてます(お陰で幾つもの大手ITベンダーが潤っている構造)。
生保に限らず日本の金融業界全体がグローバル化で事務システム基盤の構造改革を迫られていると言えます。
日本に於る昨今のFintech潮流も脱大手ITベンダー支配の目線で観ると面白いと思います。自尊自衛で生きてきた産業界が重複機能を統合始めた。全社が同じことをする時代はデジタル化の推進によって横軸を通すようになり、その横軸機能が拡大するとプラットフォーマーとなる
興味深い流れ。短期的には競争力になる部分も、長期的には同一化して業界全体ではコストに変わる。そのタイミングで、基盤統合する。「最初からやれよ」って意見は一見正しそうですが、このプロセスを踏むことが、「良い仕組み」を作る上では重要な気がする。特に、法規制が強めの領域はこういった事が起こるでしょうね。