ディズニー映画に出てくる「職場の上司」は、なぜ悪人なのか
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注目のコメント
そうでないと,物語が進まないから.世の中はもっと複雑だけど.
のび太 ⇔ ジャイアン,スネ夫
人間の表と裏.バランスをとっているのでしょう.主人公の秘められた,まだ表に出ていない内面を体現する人物が主人公を行動に駆り立てる.やがて,主人公も大人になれば,「悪人」になる.
私の好きな宮崎駿で言えば,
コナン ⇔ レプカ
ルパン ⇔ カリオストロ伯爵
ナウシカ ⇔ クシャナ
シータ ⇔ ムスカ
サン ⇔ エボシ
ポニョ ⇔ グランマンマーレ
これ皆,未成熟(主人公の現在)と成熟(主人公の未来)の対立構造.ディズニーアニメの登場人物たちのあまりのステレオタイプさに、子育て中子どもたちに見せることを躊躇してしまった事があります。
醜い者が悪、美しい者が善。
愚かな者は醜く、賢い者は美しい。
アニメなので、分かり易くかなりデフォルメされているとはいえ、その描き分け方には、時にゾッとする事さえあります。
二女は、小学校低学年の時にダンボを見て、あまりの差別の酷さに怒り『怖い!嫌い!もう絶対に見ない!』と涙を浮かべて宣言し『一番嫌いな映画はダンボ』と成人した今でも言っているほどです。
外見的に他と違う子が大人からのイジメに遭い、その子どもを命がけで守ろうとして怒る母が檻に入れられ、子どもは孤独に陥る。
そこから抜け出す方法が唯一無二の能力。
…うーん、こうして文字にすると、本当にキツいな💧