顧客調査で見えた 縮むしまむら、ユニクロとの差
コメント
注目のコメント
人材マネジメントの観点からひとこと。
業績好調な時期の採用は、前年踏襲となりやすい。
そして、面接官も安全志向の採用判断をする。
結果的に、組織内人材の同質化が進展する。
前例踏襲かつ人の意見を良く聞くタイプの人材は、平時のマネジメントには適性が高いが、ターンアラウンド能力はさほど高くない。
結果的に、既存戦略の延長線上の小規模改良が承認されるが、顧客には響かない。
このようにして徐々に組織の弱体化が進行するが、そのスピードが遅いので経営者は気付くことなく、更に事態が悪化します。
しまむらの場合、節約志向の社風が更にそれを助長している可能性もありますね。記事を見る限り、厳しいなぁという印象。低価格のなかでも好意的な印象、購買理由の強さで、ユニクロがどんどん強くなっている。
しまパトがキーだろうが、それも万人受けするかというとそうでもない。何かの理由でユニクロに逆風が吹かないと、ちょっと厳しそう。ここからどう変えていくか?
ちなみに、さはさりながら、営業利益率8%前後で、株主資本も3300億円、株主資本比率も9割弱ある。経営の選択肢は色々持っている。
地力が強い企業というのは数字が示していることだし、過度な悲観もしたくない。そもそも店舗の位置的にもお互い戦う相手ではないからなぁ。
特に、昔のユニクロはダサいイメージでユニバレみたいな単語もあったみたいですが、佐藤可士和さんのリブランディングや海外展開もズバリうまくいき、UNIQLO Uのようなコラボ系もクオリティが高く、程価格帯はguでカバー、ユニクロは割としっかり路線に展開しています。以前は安くて安っぽいでしたが、だんだん安くて良い感じという商品が増えて行くことを見越したジャッジが効いてきてますね。