米の台湾旅行法「断固反対」=中国
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注目のコメント
外交はカードの切り合いです。
最近の米国の台湾に対する動きを見ていてある中国人学者の方の言葉を思い出しました。
「中国は『一つの中国』を外交相手国に認めさせる必要があるため、常にカードを一枚相手に渡しているので、一手不利な状態にある」
今回米国は台湾に接近する動きを見せ、「一つの中国カード」を切ることで、別の分野(例えば貿易赤字の解消への協力)での譲歩を引き出そうとしているようにも見えます。WeChatの友達サークルのコメントを読むと、今後の中米関係については非常に懸念する物が多いです。
これでは台湾問題を解決していく決心は、中国の指導部が堅くしたと思われます。ちょっと古い話だけど。
トランプが中国のワンチャイナポリシー(一つの中国)を認めた、と日本で報道されていたことがあった。
でも英語の原文のニュアンスは全く違い、
「お前らが『ワンチャイナポリシー』を主張してることは知っているよ」
ぐらいの意味。それについてこっちがどう思うかどうかは別問題。
なのにトランプが台湾を見捨てた、みたいなミスリードがあった。わざとかな?
台湾をめぐる米中の意見の相違だけでなく、南シナ海を侵略しまくってる中国の動きをアメリカがこのまま容認し続けるわけがない。
保護主義で内向きと言われるトランプ政権だけど、アメリカという覇権国家の威信にかけていつかガチンコで米中衝突はあり得る。