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NewsPicks編集部

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誤解を恐れずにいうと、自身の経験として、美術史ってMBAのフレームワークと似てて、コミュニケーションのための話のきっかけ+互いに共通の知識的土台があることの証明(よって仕事も円滑に進む可能性大)ということかと思っています。

それじゃ、なんだか味気ない、趣味や教養としてもっと楽しんで学ばなきゃと思った時期もありますが、逆に日本の美術史の方を学ぶことにしました。(この連載の趣旨とずれちゃってすいません)
なぜかというと、こちらから情報を発信したかったからですね。社交場でのコミュニケーションで徹底的に向こうの土俵に立って認められるよりは、こっちの土俵で会話を膨らませたほうが面白いやつと思われますし。

あと、知ったかぶりしないのが一番大事で笑 知らなければ徹底的に聞き役に回ります。相手に気持ちよーく喋らせると。当然自分も勉強になりますしね。
恥ずかしながら僕は三十数年前に海を渡る時に初めて西洋美術史を勉強した。それまでは、たとえば青と赤の衣装の女性がマリアを表していることさえ知らなかった。時代によっては聖書を知らなければ意味が分からない絵も多いし、一方で、遠近法の発生など絵画自身が科学の発展と共にあった例もある。

もちろん日本の絵画彫刻や建築にも背景となる仏教文化などがある。絵や仏像や建築に込められているコードを読み解くことが出来るか出来ないかで、同じものを見ても楽しさが違う。
"「自分のルーツの国の美術の話ができないと、社会人として恥ずかしいから」"
海外に出て1番苦労するポイントですね。美術史はもちろん自分のルーツを語れなくて恥ずかしい思いをした事のある人は多いでしょう。
実のところ、西洋美術が知性によって理解される、というのは世界観に基づく話で、ほとんど信仰や宗教の立場の問題です。絵画や彫刻によって表現するということは、世界をそのように切り取って表現しうる、という共通の了解の上で意味と価値を持ちます。重要なのは世界観を共有しているということで、人名や年号を暗記していることではありません。
 仏教の曼陀羅が世界を表現しているということ、あるいは化学式が物質を表現していること、ロウソク足が株価の変動を表現していること、いずれも表現についての共通の理解を持っていることで他者と意味を共有しえます。
 美術品に価値を見出すということは、世界のとらえ方についてある理解を持っているということであり、そのとらえ方を共有する人々と仲間である意識を持つことにつながります。西洋美術における世界のとらえ方は、単純にキリスト教というよりも、古代のギリシア、ローマ以来のものです。人間の肉体をはじめとする自然が美しいという理解、自然が神によって創造されたという理解、自然を解明してそのメカニズムを我がものとすることは人間の尊い使命であること、そういった理解を共有することで、西洋の世界のとらえ方を共有できます。つまり、世界観や価値観を共有しないと本当には理解できない話です。
 中国人やインド人にはまた別の世界のとらえ方があったし、日本人も西洋とは明らかに別物です。外部の他者として西洋の価値観を考察することもできますが、本当に仲間意識を共有するまでになるなら、自ずと世界観や価値観も共有することになります。
木村さんのご著書『世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」』を拝読すると、絵画は感性で感じるものではなく、知性で読むもの、ということがとってもよく理解できます♪
音楽も同じです。聴いて、見て、ストーリーを読み解く楽しみを知ると歴史や人間性、様々なものが肌と心で感じることができます。早速、本読ませていただきます!
今後の連載に期待。それにしてもアートは最近一気に注目されるようになりましたねー。一部の層で個人も企業も内部留保が増えるようになったというか、多少余裕が出てきたことの証なのか。ちゃんと長続きするかどうかまだ微妙。好きな人間にとっては改めて勉強するためのコンテンツが増えて嬉しいことですが。
ワクワクする連載!
宗教と政治が密接に絡み合い、権力を誇示するものが美術作品であった時代もありますし、ヨーロッパの文化を知ることは宗教を知ることに近い。

海外にほとんど行ったことがなく(前職では赴任都道府県外に出る時さえ上司に報告しなきゃいけなかった)、退職してようやく行った唯一の海外旅行らしい海外旅行が、ドイツとイタリア・バチカン。
システィーナ礼拝堂のあるバチカンは、また行きたいですし、こういった宗教の歴史(とくにカトリック)を知るにも良い場所だと思いました。
「絵画は感性で見るものではなく、知性で読むもの」だそう。

ワインのように、ただ飲んで楽しむ側と、産地など知識とともに会話を楽しむスタイルの違いでしょうか。確かに時代背景や文化を理解して鑑賞するとより楽しめる。馴染みが薄い方は、ダン・ブラウン(説に賛否があり論争もあるようですが)の小説も入り口のひとつになると思います。
この歴史観面白い!
まさに栄枯盛衰の流れに興味があったので、
最後の方はワクワクしました。
なるほど、カトリックとプロテスタントの流れは
日本企業の成長プロセスとも通ずることがありそう。
この連載について
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたち。これらのイノベーターたちは今、何に注目し、何に挑んでいるのか。毎週2人のイノベーターたちに、さまざまなテーマで大いに語ってもらう対談企画。