ユニクロがハワイ初進出、オアフ島アラモアナセンター内に今秋オープン
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海外店舗数が1,000店強と国内の店舗数を超えるユニクロ。
日本人に最も馴染み深い海外観光地であるハワイに、なぜ今まで出店していなかったのか。
経営者の目線の高さだと思います。
例えば、ハワイと同じく親日的で距離も近い台湾も一号店は2010年で、中国進出(2002年)よりも8年も遅かった。
かたや、しまむらや三越など、身近な台湾を海外ビジネスの最初の足掛かりにする企業は多いです。
柳井氏に直接お聞きした記憶がありますが、理由は簡単で
「難易度が低いところはいつでも出られる。難しいところから先にチャレンジすべき」というお話でした。
スケール感や目線の高さが違うと唸らされましたね。私なりに狙いを考えてみますと(1)日本人が年間約150万人訪れる(ハワイ全体)ため、商売のベースがある、(2)しかしハワイの観光客の60%強に当たる531万人は米国からでありブランド認知につながる、(3)数はまだ日本人観光客の1割から2割とみられる中国人観光客が今後増加する可能性が高く、かつ観光客の支出平均の2倍を落としてくれるため、そちらにも訴求できる。こんなところでしょうかね。